
こんばんは。もふです。
新生児マススクリーニングをきっかけに先天性甲状腺機能低下症と診断された次男。今までの流れはこちらの記事にまとめています。

また、今後の経過についても随時投稿していきますのでよかったらご覧くださいね。
チラーヂンの処方が始まりました
チラーヂンとは、甲状腺ホルモンの不足を補う薬です。
甲状腺ホルモンは、体の代謝やエネルギーを調節する大切なホルモンで、体内でこのホルモンが足りなくなると、疲れやすくなったり、体温が下がったりします。また、小児の場合は知能の発達にも影響します。
そのとき0歳2か月だった次男に処方されたチラーヂンは粉薬。
シロップや甘い成分を混ぜたような子ども用は存在せず、少量とはいえ赤ちゃんにとっては異物です。つまりおいしくありません。
0歳乳児に粉薬を飲ます
せめて離乳食が始まっている月齢なら、バナナやアイスに混ぜて食べさせられるのに…
まだ2か月とあっては、ミルクか白湯でそのまま飲んでもらうしかありません。
おいしくないと分かっているのに、毎日飲ませるのは心が痛みます。
さて、処方と同時に、お医者さんからはお薬団子にして飲ませることをおすすめされました。
お薬団子は、粉薬を少量の水で練り、小さな団子状にして赤ちゃんに飲ませる方法です。団子をスプーンや指で上あごやほほの内側に塗るように入れ、その後すぐに母乳やミルクをあげて流し込みます。
それでも完全に味を感じずに飲むことはできないので、口に入れた直後はやっぱり嫌がります。

① 薬を準備する
まず、薬を決められた量だけ取り出します。粉薬の場合は、ティースプーンなどで正確に量を測りましょう。複数の薬がある場合は混ぜても大丈夫か、事前に薬剤師さんに確認してください。
② 少量の水やシロップで練る
薬にほんの少しの水(1〜2滴)を加えて練り、粘土のような固さにします。ゆるすぎると団子にできないので、水分は少しずつ加えましょう。
離乳食が始まれば、水の代わりに甘いシロップや練乳、アイスなどを使って味を紛らわすことも可能です。
③ 丸めて団子状にする
指先や小さなスプーンを使って、直径5〜7mmほどの小さな団子状に丸めます。赤ちゃんがのどに詰まらせないよう、小さめにするのがポイントです。
④ ミルクと一緒に与える
お薬団子を乗せた指で、赤ちゃんの口周りを触ると反射で口をあけてくれます。瞬時に口の中に入れましょう!できるだけ味覚を感じないように、頬の内側や上あご付近につけるのがおすすめです。
※お薬団子はあくまで補助的な方法なので、医師や薬剤師の指導も参考にしてください。
乳児の薬の飲ませ方の工夫
お薬が始まってから、まずは毎日忘れずに服用できるようにお薬カレンダーを購入しました。
こちらのお薬カレンダー、シンプルなデザインで冷蔵庫にかけても馴染むデザインです。お値段もお手頃でおすすめです♪
次に、時間帯を決めました。我が家はお風呂上がりです。
朝は出勤や登園でバタバタしていますし、日中はミルクの飲みむらがあり、ミルクを作っても飲まないこともあります。
その点、お風呂上がりは喉も乾いていて水分を欲しているはずなので、水分補給と同時に飲んでもらうようにしています。
まだ赤ちゃんということもあり、口に入れてしまえば飲んでくれます。でももう少しして自我が出てきたら「薬=おいしくない」と理解して、拒否し始めるかもしれません。そうなってきたら、また何か工夫が必要だろうなと考えています…
同じように悩むパパママへ
まだ生まれたばかりなのに毎日お薬なんて。しかもこの先何年も、もしかしたら生涯飲み続けないといけないかも。
先天性甲状腺機能低下症と診断された直後は本当に不安で、健康に産んであげられなかった息子にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
でも、服薬を開始して1か月以上経ち、今ではお風呂上がりのお薬が日常になっています。
長男なんて、次男だけ美味しいもの食べてると思って、薬を練ったお皿にスプーン突っ込んでます笑
もちろん、今後の経過や成長・発達など心配はつきませんが、その都度お医者さんに相談すればいいことだし、何より「薬さえ飲めば普通の子と同じように成長できるんだから大丈夫!」と思えるようになりました。
同じように先天性疾患と診断されたパパママ、初めての子どもへのお薬で苦戦しているパパママが、この記事を読んで少しでも前向きになってもらえると嬉しいです。
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